WD40 ディグリーサー 泡タイプ WD302を使う機会があったので、グリス汚れに対応できるのか試してみたので参考にしてください。
その前に簡単にこの商品の説明をすると、
ディグリーサーというのは汚れ落としの洗浄剤の事です。
水性のものは比較的軽度の汚れに向いていて、溶剤性のものは脱脂力も強力と言われています。
今回のテストに使うのは、古いグリスがコテコテに付着したチェーンを使ってみます。
WD302は、水性のディグリーサーに該当するので、コテコテ油でテストするのはかなり意地悪なテストという事になります。
個人的には泡フォームで包み込んでグリスを溶かしてくれたらかなり使い勝手の良いアイテムになるので期待を込めてのテストです。
ノズルからの噴射は、霧吹きのノズルを少し緩めた時のような飛び方で直線的に飛んでいきます。ふわふわあ泡がもこもこ噴射される感じでは無いです。当たってから泡立つ感じですね。
ちなみに対象物に当たった瞬間にびちゃびちゃと周囲に飛び散るので周辺の養生が必要です。ノズルからも結構変な方向に飛んでいきます。^^;
周囲を汚したくないシーンでは使えませんね。^^;
暫く経って泡が消えました。
(;´・ω・) なんか全然だな?
溶剤は透明なままですね。グリスは粘ったままで緩くなった気配もありません。
軽度の汚れは確かにきれいに落ちるのですが、こういうハードな汚れには全く歯が立たないようですね。
油汚れに対しては、中性~弱アルカリ性程度の家庭用洗剤と同等かな。
(マイペットレベル)
泡状なのは魅力ですが周囲への飛散が醜い事と、けっこういい値段なのでまた買うかと聞かれたら、買わない。というのが感想です。
おそらくは、セスキ水の方が良く落ちるんじゃないかな?(コスパ最強)
こちらはテスト後にパーツクリーナーをじゃばじゃば掛けた様子です。
即座にグリスが溶解して茶色く濁ってます。
完全ではありませんがほとんどのグリスが除去できました。
対グリスにはやっぱり溶剤系がよさそうです。
てことで、なんだか批判的な内容になってしまいましたが、まるむしはWD40の潤滑剤を愛用しているので基本的には友好的なスタンスです。
ただ今回はまるむしが望む用途には合わなかったという事です。^^;
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