レザークラフト初心者のまるむしは激安品の菱目打ちを使ってます。

キリ部分を磨いてずいぶんと使い易くはなったのですが、
厚みのある革に穴を開けると、表の穴が大きくなりすぎてしまうのがかなり不満です。( ̄д ̄)
ゴリゴリ削ってテーパーを無くしてやればいいんだけど、硬いので結構骨が折れそうな作業になるのでやりたくない!
中級者?以上になると菱きりってもので穴を開けるらしい。
1つ目の菱目打ちと何が違うんだ?
どうやら叩くのが前提の菱目打ちとは違って、突く道具らしい。
よって先端が鋭利な道具になる。
なるほど。突き切るイメージか...φ(`д´)
ヘリ落としと違ってシンプルな形状だなぁ。
これなら多分簡単に作れるよね?って事で作ってみます。
3mmの鉄工ドリルです。(*´ω`*)
刃物なので結構な硬度が必要だろうという事でこちらを用意してみました。粘りが弱いので若干心配ですが無茶をしなければ大丈夫でしょう。
焼きなましはしないでこのまま削ってみます。
菱形じゃなくて、マイナス型を最初に削り出してしまったので側面がちょっとおかしいです。
何も考えず削ってしまいましたが今更なのでこのまま続けます。^^;
まぁ刃先を作ればなんとかなるでしょう。
ふーっ! まぁこんなもんでしょう^^
青いのは怪我防止にマスキングテープ巻いてます。
マスキングテープを取るとこんな感じです。
根元を磨いてたんですねぇ。
次は握る部分を作ります。
剪定した柿の木の枝を拾ってきました。^^;
庭の柿木は樹齢150年以上ですが、それ以上は昔過ぎて辿れませんでした。結構な高齢なのは間違いないので突然倒れないか心配です。
結構削って丸くはなったけど、ヤスリだと先はながいなぁ。(*´Д`)
旋盤欲しいなぁ...
以前購入した洋のみで形を作る事にしました。
やっぱこっちの方が早いわ。
ちなみに洋のみの切れ味は抜群です。(^_-)-☆

できました。^^
柿らしい木目というか肌をしていますね。
アンティークな道具のリペアに使うと良く馴染みそうです。
無骨ですがすごく握りやすいので気に入りました。
オイルを塗ると取り残した研磨痕が浮き出てしまいました。^^;
ちなみに手触りは見た目と違ってツルツルですよ。
ヘリ落としとサイズ比較してみました。
適当に決めましたが妥当サイズだったようですね。
使ってみました。
サクサク刺さります。(*´▽`*)
穴の形状は、菱形に作っていないので直線的ですね。
菱きりじゃなくて平きりですね。
ちなみに線を引くと右のように切り開かれます。
ちゃんと刃物になっているようなので良い出来ではないでしょうか?
<追記>
後日使ってみた感想です。
切れ味は非常によく切れて満足です。
しかし柄がちょっと太すぎました。
握りやすいのですが指先でちょこちょこつく使い方の方が頻度的に多いので、指先で掴めるようにもっと細い方が使い易かった気がします。
修正しようかと思いましたがこれはこれで良い感じなので、
細いタイプをもう1本作ることにします。^^
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