倉庫に放置されていたアームライトです。
このままゴミ箱行きになっても全然惜しくない代物ですが、塗装のテストを兼ねて綺麗に復活させてみたいと思います。
ヒカリ 白熱灯照明器具 KT-5888?
半世紀というとなんだかアンティークのような印象を受けるだろうが、単に古いだけのライトです。^^;
E17クリプトン球仕様
電球仕様なので耐熱性能は高いですね。
一応動作確認してみました。
断線やスイッチの接触不良はないようです。
しかし黄色いなぁ。完成したらLED電球に交換します。
んじゃ、塗装のためにばらしつつクリーニングします。
コネクタ?の取り方が判んねぇぞ。と思ったら中で六角で止まっていました。
取り難いぞこれ。
リン酸液に浸けて錆落としします。
ネジ部分は塗装できないので、錆が進行するサンポールなどの酸は使えません。
こういう場所はリン酸がおススメですよ。
リン酸は酸素より先に鉄と反応してリン酸塩皮膜を作るので錆びにくい。
という原理らしいので。
錆落とし中に樹脂パーツをクリーニングします。
やっぱり変色していますね。辛うじてスイッチに隠れていた部分に色が残っていますね。
こちらは洗っても薄汚れていましたが、ピカールで軽く研磨すると綺麗になりました。
このままでも使えそうですね。
ガムテープの残骸を取り除いています。カリカリになっていました。^^;
錆落とし終了。
ネジは非常に綺麗になりましたが、白い金具は汚いままです。
分離して塗装したいと思います。
あぅっ(;´Д`) そもそも抜ける長さじゃねぇじゃん。
早く気づけよなぁ...しょうがないこのまま行くか。
実は今回プラサフのテストを兼ねています。
今までプラサフというものを使ったことが無かったのですが、
バイクの外装塗装を予定しているのでその際に使う予定です。
ちなみに今までプラサフを使わなかったのは単に塗装コストが上がってしまうという理由です。^^;
今回ホルツのプラサフを使ってみましたが、んんん微妙かな。
使いやすいような使い難いような….
ただ乾燥はメチャ早いので作業時間のロスはほとんどないですね。
小傷を消したい時などは積極的に使ってみようかと思います。
色はマーカー用のラッカースプレーです。^^;
落書き用に大人気の200円程度の一番安い塗料です。
でも綺麗に塗れました。
フードはちょっと高価なメッキ調スプレーが余っていたので試してみました。
相性が悪かっただけかもしれませんが、アクリルに直接噴いた時はムラが出やすく重ね塗りをしてようやく整えたちょっとムズイやつです。
1回でめちゃ綺麗に塗れてしまいました。
プラサフ効果ってこといいのかな?
サフ後に研磨していないのでブツブツが残っていますが見なかったことにします。
こちらもめちゃ綺麗ですね。
プラサフ無しを用意しなかったので比較できませんが多分プラサフのお陰です。
塗装が終わったので組み立てました。
綺麗になりましたね。^^
固定金具のフエルトが腐っていたので合皮の半端を貼り付けておきます。
これでレストア完了です!
と思ったら1つ忘れていました。
この部分のネジが無いままでした。
汎用のノブも存在しますが、近所のホームセンターには置いていませんでした。
安直にオレンジ(スターノブ)を使う事にします。
これは組み立てられるノブで、好きな長さのボルトを差し込んで使うものです。
こんな感じですね。
実は写真のものはボルト用です。ナット用なら真ん中に穴が開いています。
手持ちがなかったのでボルト用で代用しました。
これで今度こそ完成!
のはずでしたが、
よく見ると緩んだ状態とはいえほとんどネジが出ていませんね。
作るしかないか....面倒臭いなぁ( 一一)
ノブ、プリントしました。
極太0.8mmノズルで高速手抜き印刷したら、なかなか雑なものが仕上がりました。^^;
これに鬼目ナットをねじ込みます。
樹脂なので溶かし込むタイプのインサートナットが最適なのですが、
もっていないので木工用の鬼目を使っています。
正しい埋め込み方向では六角穴部分が災いして本体側のネジまで届かないので、反対側からねじ込んでます。
遠目には純正に見えなくもない仕上がりです。と思いたい。^^
今度こそ本当に完成です。
卓上作業の写真をよく撮っているので照明がわりに使う事にします。
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