マルチクイックの本体が壊れた?
スイッチを押しても動かないのだ。ある日使おうとしたら動かなくなっていたという感じだ。
ちなみにマルチクイックというのは、ブラウン製のハンドブレンダーの商品名だ。
こういうセットの商品で先端を取り換えることによってジューサーやミキサーなどになるマルチツールだ。
型番は、MR5550CA
販売開始が2002年ごろの商品だな。 いつ買ったか覚えていないが10年は使っているはずだ。
まるむし嫁の話では、なんだかスイッチの部分がペコペコする?気がする。とのことだ。
スイッチ基盤が外れたような症状なのかなぁ?
構造が事前に知りたかったので分解写真をググってみたが全く出てこない。
ばらしている人があまりいないのだろうか?
しょうがないのでいつもの様にぶっつけ本番的に分解していきます。
しかしコヤツ、ネジ穴やはめ込みなど分解できそうに見える箇所が一つもない。
なかなか手強そうな予感がする。^^;
雰囲気的にはテールのダイヤルとコードを外して、トップの部分から引き抜く感じだろうか?
ダイヤル部分外しました。はめ込みですね。
予想に反してネジ穴がありませんでした。
さらに分解。
結構固いです。爪の一部が破壊されました。
分解を拒絶するような構造です。
ケーブルは簡単に取れました。
基板に直接刺さっていたようです。(基盤を挟み込むような形状の端子)
この辺を分解したいのですが一向に手掛かりが見つかりません。( 一一)
しょうがないので不可逆的分解(破壊)に移行します。
先端部から覗くと切込みのようなものが見えたので、
その部分に専用工具を引っかけて回すのかと推測していたのですが、
どうやらモーターの一部だったようです。(黒い部分の上の小さな切込み)
てことで分解不可能な構造だったという事が判ったのでここからはガンガン破壊していきます。
やっぱ完全に溶着されてますね。
そりゃ分解写真見つからない訳だ。
スイッチ部です。
スイッチを押さえると、端子をパチンと叩きつけるような構造になっています。
シンプルだけど良く出来ていますね。接触不良起こしにくいんじゃないかな?
もしどうしてもスイッチの端子部分をチェックしたければ、
位置関係はこんな感じなので、狙いを付けて穴を開けるのが良さそうです。
(防水をしっかり復元する事とドリルを使った場合切り屑が中に入らないようにしないといけないので結構ムズイ作業になると思う)
スイッチの端子部が一番怪しかったのですがテスター当てると正常ぽいです。
スイッチの構造破壊もありませんでした。
回路的にも問題ないような気がします。原因は何だろう?
原因がよくわからないので中身だけで組んでみました。
通電させて辿ってみようかと思います。
と思ったら、動いた! (;´Д`)なぜ?
動かなかった理由が全く分かりませんが、
とりあえずブラウンは修理不可能なブランドという事だけはわかりました。^^;
まるむしには鬼門のメーカーの様です。( 一一)
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