いつもの様に充電池を使ってバッテリーパックを自作しているが、
いつかはスポット溶接機が欲しいと思っていた。
自作しても良いのだが高電流を扱うので部品は厳選しなければならない。
ところがAmazonで激安のスポット溶接機が売っているではないか!
激安なので部品を買い揃えるより安いのだ。
詳しい説明が書いていないし、評価が何一つ付いていないので少々心配だがまぁいいや。
って事で人柱感覚で一番安いスポット溶接機をよく調べもせず注文してみた。
で届きました。
何やらごちゃごちゃと入ってますね。
箱の中身はこれがすべてです。説明書の類は何も入っていません。^^;
えー!端子デカいよ!
手持ちの圧着ペンチが全く収まらないぞ。
繋ぎ方はこんな感じかな?
フランジナットは表面側で正解だろうな。
さてバッテリーに繋ぐか....って繋ぎ方考えてなかった!^^;
蝶ネジタイプのものです。クリップの方が扱いやすいが、大電流を扱うので念のためこのタイプにしました。
さて取り付けるか....って入らねぇ!
んんん困った。
バッテリーは弱って交換した軽自動車のバッテリーです。
最近買ったソーラーパネルからの充電先に使っていますが、
青のランプが点灯しました。
横のスイッチを長押しすると緑、赤、消灯と色が変わります。
消灯は通電OFFの様です。
赤や緑は説明書が無いので不明ですが類似品の出品を見ると電流量の様です。(赤が最大?)
テストは青のまま行いますね。
付属のニッケルストリップを廃棄電池にスポット溶接してみます。
記載が無いのでサイズは不明ですがおそらく0.12mmかと。
実作業用に一緒に注文しておいた0.12*4mmのニッケルでやってみます。
剥がしました。
溶け込みが甘いですが少々の事ではバッテリーから剥がれはしない感じですのでこのまま(青ランプ)で使う事にします。
バッテリーパック自作用に注文しておいたニッケル水素電池1100mAhをスポット溶接で繋いでいます。
が、プラス極の溶接で盛大に火花が散って穴が開いてしまいました。
(ちょっとビビったぞ^^;)
何本かやってみて色々と分かってきました。
・12.3Vの劣化バッテリーでも問題なく溶接できる。
・電極を押し付けて約1秒後に通電する(後に重要性を理解する事になる)
・電極間の距離はなるべく短く(長くすると抵抗が大きくなり溶接出来ない)
・電極はしっかり押し付ける(軽く触れる程度ではニッケルの薄板にのみ電気が流れるので通電の際に火花を散らして穴が開く)
※1秒程度のタイムラグがあるので押し付けることができるんですね。^^ 良い仕様じゃないですか!
って事でコツはとにかく母材にしっかり押し付けることです。
これに注意してからは、火花が散ることはありませんでした。
まぁたまに手が滑って穴が開くこともありましたけど。
テストを兼ねて買った電池をすべてくっ付けました。^^
( ,,`・ω・´)ンンン?
要るのは12本だ! 16本全部つけてしまった!
無心で作業していたらやらかしてしまった(TT)
必要本数の12本。
収縮チューブで絶縁して….ここから先は過去にも書いているので省略。
と言う訳で胡散臭い激安スポット溶接機を買ってみましたが、結果問題なく使えました。^^
コメント
えー
2000円弱ですか、自分は作ろうとして部品を集めました
合計金額はいくらでしょう・・・わかりませんしいまだに完成していません
Amazonで買った方が、良かったかな・・・グス
ジャンクで作ろうとしても不足部品は買い足すことになるけど、
大電流系の部品は地味に高くつくのでお察しします。
これはとても非力です。
悪く言えば電池タブ付け程度しかできません。
しかしこれを欲する人のほとんどはタブ付けだと思うので必要十分とも言えますね。
自作が完成したら是非お披露目を^^
すみません
えらい長くお待たせしましたが、スポット溶接機完成しました
とは言うものの、裸で板にくっつけただけですが
最初は、溶接時間が長すぎたのかニッケルの板が溶けてしまいました
これではいかんと、時間を短くした・・・ここがタイマー式のいいところです
そうしたら、今度は短すぎたのかリレーがバタついて溶接できず
もう一度、気を取り直してちょっとだけ長くしたら・・・どうでしょう
溶接できました・・・よかった、安心しました
完成おめでとうございます!
まるむしも、構想5年、製作半日なんていう気の長い工作が結構多いですよ^^;
コメント欄にも画像掲載機能を追加していますので気が向いたら是非アップしてください。
同様の基板を私も先月買いました。
https://blog.goo.ne.jp/momonger1/d/20210714
「強く押して、1秒待つのだぞ」、ですね。
この基板、CDタイプ(IGBT4ヶ)とCD前のタイプ(IGBT5ヶ)があるようです。
私のはIGBT5ヶタイプ、まるむしさんのは4ヶタイプのCD版ですね。
でも、くっつけば同じか?
おぉすでに買ってましたか!^^ (やっぱ赤が大電流なんですね)
同タイプのものをざっッと見ると素子の数がバラバラなんですよね。
電解コンデンサー付きの物とかもあって結局のところ違いがよくわからないので適当に安いものを買った次第です^^;
まぁ結果オーライで使えたので良かったです。