丸山製作所 バッテリー式噴霧器 GS032BA です。
バッテリーは専用のものでニッカド充電池が使用されています。
専用バッテリーは高価なので、代替のニッカドを探すがそれでもかなりの値段になる。
電圧は12Vなので小型のシールバッテリーを購入し充電器は自作しようかと
秋月でシールバッテリーを購入。
仮組しテストすると動くのだが、音が激しくパワーがでない。
どうやらギアポンプも寿命を迎えていたようだ。
バッテリーの購入をはやまったか。
とりあえず分解していきます。
バッテリーケースを外すとユニットが出てきます。
電気的にはかなりシンプルなものですね。
バッテリーでモーターを回し、ギアポンプを動かす。
ギアポンプのモーター側です。
ケースは開放されているため、漏れた農薬などが付着しています。
大きなギア側の裏が密閉エリアで内部のギアポンプのギアと直結されています。
こちらは特に異常なし。
次は裏側の密閉されたポンプエリアを分解します。
裏側です。
ネジを取ると簡単に分解できます。
ゴムパッキンで密閉されていました。
ギアが回転すると外周のギアの隙間に入った液体がどんどん押し出されていくという仕組みのポンプですね。
蓋側です。
外周側が片方えぐられるように広がっています。
軸の部分も中心から左上に削れてずれていますね。
本体側です。
こちらも軸受けの部分が削れてずれています。
初期の甘い作りによりブレにより少し削られて、削られるとブレが大きくなり、更に激しく削っていくと言う悪循環を繰り返す訳ですね。
もしかすると作りはさほど甘くは無かったのかもしれません。
製品寿命というやつかもしれないですね。 そのような材質が使われています。
長寿命の材質にすると本体価格も高くなることでしょう。
ともかくこれだけ磨耗してしまうと修理は不可能です。
稼動部分なのでパテで補修と言う訳にも行きません。
高いだろうなと思いつつ、製造元の丸山製作所に補修部品としてギアポンプユニットは売ってくれるのか聞いてみました。
翌日丁寧な回答を頂きました。
直接は無理だが、販売店を通して取り寄せは可能だそうです。
しかーし!
部品名称 ギヤポンプ組立(モーター付)
部品番号 417173
小売価格 13000円(税、送料含みません)
だそうです。 ^^; なかなか手が出ない値段です。
だって19800円で新品が買えちゃいますもんね。
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コメント
はじめまして。一寸した検索でこちらにお邪魔する事になりました。
御存知かもしれませんが、プラ部品の修理には「プラリペア」が重宝しますよ。
一度試してみては如何でしょうか。
ではでは~。
なるほどプラリペアですか。
良きアドバイスありがとうございます。
昔ハンズで見て興味はあったのですが結構な値段だったので使ったことはありませんでした。
さっきググってみたら、最近はお手軽なものが出回っているんですね。
今度買ってみたいと思います。
でもギアボックスの材質ってなんだろう?
プラスチックよりも硬そうな材質です。
硬質樹脂の一種だけどくっつくかな?