スマートフォン用のマクロレンズを自作してみた。
ターゲットはこちらのスマート端末
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日本通信 IDEOS スマートフォーン 10 日間の定額データ通信付き BM-SWU300 (2010/12/29) 日本通信 |
IDEOS BM-SWU300 最近購入した端末なのだが、カメラ性能が貧弱でマクロ機能がない。
もちろんオートフォーカス機能なんてものもない。
まぁそれは別に良いのだがひとつ困ったことがある。
マクロ機能がないためバーコードやQRコードが読み取れないのだ。
携帯での読み取りが当たり前になった現在においてこれは致命的ともいえる。
ってことで通常撮影よりマクロ撮影重視でマクロレンズを作ることにした。
まずはどのように取り付けられるか考えてみた。
レンズ部分に被さるカバーを裏側から見て見ると1mm強の段差があることを発見。
この空間が利用できそうだ。うまく利用できれば外付けよりスッキリした仕上がりになるはずだ。
何か使えそうな材料を探してジャンク箱をごそごそ。。。
使いきりカメラののレンズ。色々と候補が挙がったがこれが一番使えそうな気がする。
レンズを取り出すと2枚で構成されていました。
レンズは詳しくないので実際にあてがってチェックするとどちらも同程度の距離で焦点が合う様子。
大体7cmぐらいの距離でピントが合うようになりました。(いいんじゃないv^^)
外側のものはこのようにドーム状に膨れているので内側のものを使うことにします。
これは失敗した場合の予備ということにします。
カバーの裏側に乗せてみると、ちょうどレンズの段差の外側分が大きいようです。
このままではカバーを装着することができません。
このミミの部分を取り除けばすっぽりと入りそうな予感ですね。
ハンドリューターで削り取って見ました。
持っていない人はヤスリやサンドペーパーでもこの大きさなら余裕でokですね。
綺麗にはまりました。
ジャストフィットなので接着の必要もありません。
いざとなれば取り出して通常撮影も可能です。
カバーの外側からの様子です。
未装着状態。
自作マクロレンズを装着した状態。
ぱっと見では、自作のレンズが填まっているのはまったく判りません。
完璧ですね! スッキリした仕上がりで満足です。
さてスマートフォン用自作マクロレンズの実力ですが。。。
ピンボケQRコードが。。。。すっきり!
ピンボケバーコードが。。。すっきり!
どちらもばっちりバーコードリーダーソフトで読み取ることができるようになりました。
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