使いかけの古いペンキ缶を開けるのってイライラしますよね?
開けるたびに蓋が変形して、どんどん開けにくくなっていきます。
普段はドライバーやタイヤレバー、ペンチなどで開けているんだけど、専用のオープナーって開けやすいの?
って事でMonotaROのついで買いでオープナーを買ってみる。
ところがオープナーを検索すると3種類も出てきてしまった。
写真も荒くて違いも判らないので3本とも買って比べてみることにします。
左から
KOWA カンオープナー 全長115mm \142
ハンディ・クラウン缶オープナー 全長125mm \131
エスコ ペールオープナー 全長125mm \154
購入前の商品写真ではよくわかりませんでしたが、
現物を見ると先端部の形状が全く違うことが分かりました。
KOWA カンオープナー 全長115mm \142
横から見るとかぎ爪なのが特徴的です。
蓋の裏面は巻き込んだ形状なのでそこにガッツリ引っかける感じでしょうか。スリップはなさそうです。
ハンディ・クラウン缶オープナー 全長125mm \131
先端は丸みを持たせた形状
缶も丸いので接触部が小さく蓋へのダメージが大きそうな印象です。
へたり気味の蓋だとスリップしそうですね。
包装のビニールカスが付いたままでした。^^;
分かりにくいですが、大きい耳かき棒を想像すればほぼ正解です。
エスコ ペールオープナー 全長125mm \154
先端は直線的で一番幅広です。
力が分散されて良いと思いますが、極端に小さい缶だと引っ掛かりにくくならないか心配です。
まぁそんな小さな缶を開ける予定はないのですが。
緩やかなカーブを描いています。
正直これを見た時、ミニバール(もしくはマイナスドライバー)でいいんじゃね?と思いましたが、指で触ってみると、先端部にほんの少し反りが付いているようです。
実際に使ってみた
DIYで使い残しが出るのは、0.7~1.4L缶と思われるので、0.7Lをお試しで持ってきました。
蓋が綺麗に閉じている状態でオープナーを引っかけてみると、
かぎ爪でかつ先端RのきついKOWAが立ってますね。^^
立つという事は、蓋が少し開き気味で保管されていてもテコの力を掛けられるという事なので一歩リードですね。
残りの2本は、ドライバーでこじるのと大差ない角度かと思います。
実際に開け比べましたが違いは無いです。
それならと、開け難くなったボコボコの0.7L缶持ってきました。
KOWA
かぎ爪がしっかり喰い込んでいますが、蓋が開き気味からのスタートだったので蓋の縁を伸ばしてしまいました。
開けることはできませんでしたが、缶本体が凹むまで力を掛けられたのはかなり優秀じゃないでしょうか。
ハンディ・クラウン
先端が丸いのでやはり変形気味の蓋ではスリップしまくりでした。
開けるのは難しそうです。
エスコ
幅広なのでハンディ・クラウンに比べてしっかりつかめている印象です。多分先端部の微妙(絶妙?)なエッジの利いた反りがいい感じに食い込んでいるようです。
がしかしテコ力は掛からず開けられませんでした。
結果発表!
てことでボコボコ缶を開けることはどれも叶わなかったのですが、
以下が個人的な評価結果です。
1位.KOWA
かぎ爪でスリップしないKOWAが優勝って事にします。^^
2位.エスコ
かぎ爪が引っかからないほど潰れた場所でも、先端部が食い込んでスリップしなかったエスコも捨てがたい。
補足
ちなみに今回テストで開けられなかった缶の開け方ですが、
こんな感じの角度なので、蓋に対して上向きの力が掛けられなくなっていますが、
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